当主
とうしゅ
名詞頻度ランク #29398 · 青空 580 例
標準
(present) head of a family
文例 · 用例
本田家の当主は、家族の者と主治医とに守られて、陶製のもののように、何も考えることも感じることも出来なくなった頭を、氷枕と氷嚢との間に挟んでいた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
家族の人たち、当主の妻と、その子供である、二人の息子と三人の娘とは、何かを待つような気持を、どうしても追っ払うことが出来なかった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
当主は、寝ている処を、いきなり丸太ん棒、それも樫の木の、潜り門用の閂でドサッとやられたので、遺言を書こうにも書くまいにも、眼の覚める暇がなかったのであった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
その時の当主ジョン・ストラット(John Strutt)は Maldon からの M. P. として選出された。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
嘆願隊やがて四時ともなりなんを、 当主いまだに放たれず、外の面は冬のむらがらす、 山の片面のかゞやける。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
太常の家は孫の代になって、君兪というものが当主であった。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
いまはもう、代がかわって芹川さんのお兄さんが、当主となって朝から晩まで一生懸命に働いて居ります。
— 太宰治 『誰も知らぬ』 青空文庫
いまは華月堂の当主でして、綺麗な小さいおかみさんをおもらいになって仲々繁昌して居ります。
— 太宰治 『誰も知らぬ』 青空文庫
作例 · 標準
彼はその地方の名門の当主として、大きな責任を負っている。
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先代の当主から、家業を引き継いだばかりだ。
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家の重要な決定は、すべて当主の判断に委ねられる。
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