投手
とうしゅ
名詞頻度ランク #5817 · 青空 98 例
標準
pitcher
文例 · 用例
いわゆるスモークボールを飛ばして打者を眩惑する名投手グローブの投球の秘術もやはり主として手首にあるという説を近ごろある人から聞いた。
— 寺田寅彦 『「手首」の問題』 青空文庫
青年は、常に無邪気そうな、しかし時々気むずかしそうな、名投手の球勢変化を思わせるような抑揚のある態度で夫人に対しているのであった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
A中学が中学野球界に覇を保つて居るのは、投手の沢田と捕手の道夫との力に在るのだつた。
— 牧野信一 『喜びと悲しみの熱涙』 青空文庫
その外、ゴム球の野球が好きで、松岡が投手、久米が捕手、自分は一塁で、学校中を風靡したものだが、松岡の旨かつた事と、久米の大車輪のプレイ振とは、今でも髣髴として忘れられない。
— 菊池寛 『学生時代の久米正雄』 青空文庫
――近頃のことをまた少しお話いたしませうか、それは又私は大いに運動に心を寄せて居る事です、近くは安倍首将に向つて戦ひを申し込む筈にて大いに準備中、大投手たらんか!
— 牧野信一 『〔編輯余話〕』 青空文庫
偉大なる思想は一投手、一挙足の間に発生すべきにあらず、寧んぞ知らん、一国民の耐久的修養の力なるものを俟つにあらざれば、蓊欝たる大樹の如き思想は到底期すべからざるを。
— 北村透谷 『国民と思想』 青空文庫
投手には谷口、岸、遊撃加藤吉兵衛、センター趙土倫――これらの選手の晴業を私は、いつもスタンドの天辺に、鴉のやうにぽつんと止つたまゝ、ぼんやりと眺めて居るのです。
— 牧野信一 『早春のひところ』 青空文庫
谷口投手が、逆モーシヨンなる技で問題を起したころでありました。
— 牧野信一 『早春のひところ』 青空文庫
作例 · 標準
その新米投手は、素晴らしい速球で打者を圧倒した。
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試合の鍵を握るのは、やはり先発投手だろう。
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彼はかつて、甲子園を目指す高校球児の投手だった。
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