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卜定

ぼくじょう異読 ぼくてい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
deciding through (tortoise-shell) divination
文例 · 用例
伊勢へ女王が斎宮になって行かれたことはあっても、加茂の斎院はたいてい内親王の方がお勤めになるものであったが、相当した女御腹の宮様がおいでにならなかったか、この卜定があったのである。
源氏物語 青空文庫
悠紀・主基に卜定せられた国の郡の中で、特別に音のいゝ、美しい聯想を起しさうな地名を、後には書き遺して居る。
折口信夫 古代中世言語論 青空文庫
これを国郡卜定と言うて居る。
折口信夫 大嘗祭の本義 青空文庫
例えば、ある人の将来の運を卜するに当たり、その人の平素の性質、品行、学芸、名望、その一家の関係、その社会のありさま等の諸事情を考察すれば、おのずからその将来受くるところの吉凶禍福を卜定すべきをもって、卜筮者または予言者は、この事情を酌量して将来の運を告ぐるに至る。
井上円了 妖怪玄談 青空文庫
しかしてまたその人、卜筮者または予言者の告ぐるところのものを信ずること深ければ、信仰心の力をもって、ますますその卜定の誤らざるを見るに至るべし。
井上円了 妖怪玄談 青空文庫
殊に大新嘗には国中の公田を悠紀・主基に卜定して、その所産をもって祭儀の中心たるべき御飯の料に充てられることになっていた。
柳田国男 海上の道 青空文庫
畏れ多い推定ながら、天の長田というような大切な稲栽培地が皇室にも属していて、年々の斎田を卜定なされる必要はない時代が遠い昔にはあり、いわゆる大新嘗は後代の各地の相嘗と、もう少し近いものだったのではあるまいか。
柳田国男 海上の道 青空文庫
ただしはまた斎田卜定の制があって、朝家親しく田を営みたまわぬために、自然に是が重要視せられなくなったものか。
柳田国男 海上の道 青空文庫
作例 · 標準
新元号の決定に際し、古式ゆかしい卜定の儀が行われたという伝説がある。
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祭りの当番を決めるため、村の長老たちは神社で卜定を行った。
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重要な決断を人の意志ではなく、卜定による神意に委ねる時代があった。
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