潔癖
けっぺき
形容動詞名詞頻度ランク #32145 · 青空 536 例
標準
fastidiousness
文例 · 用例
神経的、或は潔癖精神的に幻想のげにも脆い臍の緒を掴へることによつて、心境の一断想を歌ふばかりである。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
規定慾――潔癖が不可ないんだ。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
潔癖が自慢の或るお方は、古道具屋から買つて来た油絵をタハシでおすりになつた。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
世間の人の、あまり讀んでゐない本で、さうして、その著者の潔癖から、出版しても知らぬふりしてちつとも自己宣傳せず、また、木屋でもあまり廣告してゐない、ぢみな本を、何かの機會に、ふと讀んで、さうしてそれが、よかつたら、讀者として、これは最高のよろこびであらう。
— 太宰治 『「人間キリスト記」その他』 青空文庫
そのしぶきが散つて此方の頭上に降りかゝるのはそれ程潔癖でないつもりの自分にも餘り愉快でない。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
私の父は潔癖家で、毎朝、自分の使う莨盆の灰吹を私に掃除させるのに、灰吹の筒の口に素地の目が新しく肌を現すまで砥石の裏に何度も水を流しては擦らせた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
異性に対し、もっと高貴で確な潔癖を持って貰い度い。
— 岡本かの子 『異性に対する感覚を洗練せよ』 青空文庫
潔癖のない女ほど下等で堕落し易いものはない。
— 岡本かの子 『異性に対する感覚を洗練せよ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は何事にも潔癖で、不正を許さない性格だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女の潔癖さは、研究室の清潔さに表れている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あまりに潔癖すぎると、生きづらくなることもある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
潔癖(けっぺき)とは、本人が考える不正や不潔を嫌い、それに対して妥協しない完全なものを求める性格をいう。また、不潔恐怖症の意味でも用いられる。
出典: 潔癖 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0