握り飯
にぎりめし
名詞
標準
onigiri
文例 · 用例
店の忙しいときや、面倒なときに、家のものは飯を握り飯にしたり、または紙に載せて店先から与えようとした。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
紅い着物の娼婦達は、もう沢山というのに、なおも一ツずつの握り飯を強いられていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
握り飯と柿の種の交換といったような事がらでも毎日われわれの行なっていることである。
— 寺田寅彦 『さるかに合戦と桃太郎』 青空文庫
テントの中で昼食の握り飯をくいながら、この測夫の体験談を聞いた。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
外に握り飯が大形の、切溜めという深く四角い塗った器につめてある傍に、濁酒のはいった素焼の一升瓶が添えてあった。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
一茶店に入りて用意の握り飯を噛じる。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
九月四日、この朔日には震災一週年の握り飯を食わされたので、きょうは他の用達しを兼ねてその焼跡を見て来たいような気になったのである。
— 岡本綺堂 『九月四日』 青空文庫
」 井伏さんも、少し元気を取り戻したようで、握り飯など召し上りながら、原稿用紙の裏にこまかい字でくしゃくしゃと書く。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
作例 · 標準
運動会のお弁当には、愛情たっぷりの握り飯が欠かせない。
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疲れている時、コンビニで買った握り飯がありがたい。
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ピクニックで、手作りの鮭と梅の握り飯をみんなで分け合った。
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