書痴
しょち
名詞
標準
book nut
文例 · 用例
杜樊川もセザアル・フランクもスピノザも填めることのできない孔竅が、一つの讃辞、一つの阿諛によってたちまち充たされるという・人間的な余りに人間的な事実に、(そして、自分のような生来の迂拙な書痴にもこの事実が適用されることに)三造は今更のように驚かされるのである。
— 中島敦 『狼疾記』 青空文庫
然しながら、つらつら往時を顧み、二昔以前に溯つて、未だ両君が型のくづれぬ角帽を頂いてゐた秀才時代から、次第に書癖が高じて、やがて書痴となり書狂となり遂に今日の書豚(ビブリオ・コッション)と成り果てた因果に想ひ到ると、僕にも多少の責任が無くはない。
— 辰野隆 『書狼書豚』 青空文庫
そういう危険に、男はしょちゅうさらされている。
— 小野佐世男 『恐妻家庭円満術』 青空文庫
作例 · 標準
彼は筋金入りの書痴で、常に新しい本を探している。
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書痴の友人から、面白い本をたくさん紹介してもらった。
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彼女は書痴が高じて、古本屋を開業した。
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