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飛散

ひさん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #25871 · 青空 126
1
標準
scattering (e.g. dust in the wind, enemies before an assault)
文例 · 用例
成立の原因は違っても、富士の愛鷹山の頂上部が、仮に爆裂飛散せずに原形を保存していたとすれば、シャスチナ位になっているかも知れない。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
頂点は風力が強くて、雪を飛散させるためと、傾斜急峻で雪の維持力に乏しいためとで、かえって雪は少量または稀有である。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
これも風力が、雪片を飛散させて作ったのであろうと思われる。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
ローマが勝とうがカルタゴが勝とうが、霊肉飛散した後の我れにはなんのかかわりもない。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
この綿打ち作業は一度も見たことはないが、話に聞いたところでは、鯨の筋を張った弓の弦で綿の小団塊を根気よくたたいてたたきほごしてその繊維を一度空中に飛散させ、それを沈積させて薄膜状としたのを、巻き紙を巻くように巻いて円筒状とするのだそうである。
寺田寅彦 糸車 青空文庫
これを売っている露店商は特製特大の赤ん坊の頭ぐらいのを空に向けてジャンボンジャンボンと盛んに不思議な騒音を空中に飛散させて顧客を呼んだものである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
器械から出る音のエネルギーがいたずらに空中に飛散して銭を払わない往来の人に聞こえる事のないように、銭を払った花客だけによく聞こえるために幾対かのゴム管で分配されるようになっていた。
寺田寅彦 蓄音機 青空文庫
――おお沢山な赤蜻蛉じゃ、このちらちらむらむらと飛散る処へ薄日の射すのが、……あれから見ると、近間ではあるが、もみじに雨の降るように、こう薄りと光ってな、夕日に時雨が来た風情じゃ。
泉鏡花 多神教 青空文庫
作例 · 標準
強風によって工事現場の砂埃が周囲に飛散し、近隣住民から苦情が出た。
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窓ガラスが割れて破片が四方に飛散したため、素足で歩くのは危険だ。
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春先はスギ花粉が広範囲に飛散するため、花粉症の私には辛い季節だ。
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