貸与
たいよ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #14070 · 青空 60 例
標準
loan
文例 · 用例
露路内の市隠荘はしばらく戸を閉めたままであったのを、鼈四郎が蛍雪に取入り、荒木家の抱えのようになったので、蛍雪は鼈四郎にこの市隠荘を月々僅な生活費を添えて貸与えた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
非常に寛容の人で私の字筋は性格的だから自分で工夫して行かせ度いと云はれ、所蔵する書の本を沢山私に貸与して優れた字の含む風韻とか格といふものを感得させて呉れられた。
— 岡本かの子 『私の書に就ての追憶』 青空文庫
」壁に掛けてある制服と制帽を颯っとはずして、百万円でも貸与する時のように、もったいぶった手つきで私のほうに差し出した。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
幹事を引き受けてくれている鈴木祥子さんには、スライドの貸与と、提供者の確認に際してお世話になった。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
もう一方の「著作財産権」には、二〇〇四年一二月一日の改正時点で、「複製権」「上演権及び演奏権」「上映権」「公衆送信権等」「口述権」「展示権」「頒布権」「譲渡権」「貸与権」「翻訳権、翻案権等」「二次的著作物の利用に関する原著作者の権利」が、束ねられている。
— 著作権保護期間延長が青空文庫にもたらすもの 『「天に積む宝」のふやし方、へらし方』 青空文庫
他人が自分に対して大いに信用を置いて呉れて、一千万円位ならば無担保無利息でも貸与して呉れようという時、喜んでその一千万円を借りるのに少しも不都合はない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
しかし、よくよく考えまするに、名器とは言い条、これまで数多の人の手にかかりたるやも知れざる品、むかし宋の徽宗皇帝は秘蔵の名硯を米元章に御貸与えになり、一度臣下の手に触れたものは、また用い難いとあって、そのまま元章にお下げになりましたとやら。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
世界各国に兵器弾薬をふんだんに貸与しているくせに、自分の頭の上を防禦できないとは何ということだ。
— 海野十三 『諜報中継局』 青空文庫
作例 · 標準
入社式の後、業務で使用するノートパソコンとスマートフォンが会社から一人一台ずつ貸与された。
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退職時には、身分証明書やバッジ、制服など全ての貸与品を人事部に返却しなければならない。
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このマンションの住民には、駐輪場を利用するための識別ステッカーが管理組合から無償で貸与される。
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