付け狙う
つけねらう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
標準
to prowl after
文例 · 用例
「あいつ此の頃は景気がいいと云うから、見つけ次第に貸しを取り返してやろうと思っていたのだが……」「いくらの貸しだ」「三歩さ」「三歩の貸しを執念ぶかく付け狙うほどの事もあるめえ」と、半七は笑った。
— 蟹のお角 『半七捕物帳』 青空文庫
藤吉はそれを聞いて、兄弟分のよしみに、おれが名代を勤めてやろうと云うので、こいつが金蔵に代って、三甚を付け狙うことになったのです。
— 廻り燈籠 『半七捕物帳』 青空文庫
――どこか、見えないあたりに、だれかがいる――この刺客隊の頭はほかにいる――それにしても何で、二人を付け狙うのか?
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
汝らが敵と付け狙う木曽の館とは切っても切れぬ。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
「もう一つ、――城弾三郎様は、今までの間に、何か仕掛けるとか、付け狙うとか、変な素振りはなかったでしょうか」 平次は静かに訊き返します。
— 父の遺書 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「俺は、お前が――変な人間が付け狙うから、八五郎を用心棒に貸せと言って来た時、誰にも知らさずにここへ来て、お前の父親にも当ってみたが、どうしても打明けてくれねえ。
— お秀の父 『銭形平次捕物控』 青空文庫
働きのない良人に連れ添って、十五年の間丸帯一つ買ってもらえなかった叔母の訓練のない弱い性格が、こうさもしくなるのをあわれまないでもなかったが、物怯じしながら、それでいて、欲にかかるとずうずうしい、人のすきばかりつけねらう仕打ちを見ると、虫唾が走るほど憎かった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
尤も、くやしまぎれにあなたをつけねらうくらいのことはするかもしれませんがね。
— 五幕七場 『女の一生』 青空文庫
作例 · 標準
猫は獲物を付け狙うように、物陰からじっと動かなかった。
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彼は彼女の成功を付け狙うかのように、常に陰口を叩いていた。
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獲物を付け狙うハンターの目は鋭い。
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