幻辞.com

西戎

せいじゅう
名詞
1
標準
Xirong
文例 · 用例
銅像や写真でおなじみの、素襖をきて大太刀をはいた姿――あれに魂がはいって揚幕から花道にゆるぎ出た時、さらに花道の七三に坐って、例の“東夷西戎南蛮北狄”の長台詞を朗々たる名調子で淀みなくつらねた時、わたしは満場の観客と共に、ただ酔ったような心持になっていた、と言うに過ぎない。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
但だ三國志の作者陳壽が、果して此の記事を魏略より取りて、他書より取らざるやは疑ひ得られざるに非ざるも、三國志の裴松之注に引ける魏略の文、鮮卑の條にも、又西戎の條にも、屡「今」の字を用ゐたる例あるを見、又漢書地理志の顏師古注に、此に掲げたる本文中、「女王國東渡海千餘里。
内藤湖南 卑彌呼考 青空文庫
此だけは三國志の疏奪を范曄が補ひたりとも言ひ得べきに似たれども、飜つて魏略の書法を考ふれば、鮮卑、朝鮮、西戎の各傳、皆秦漢の世の事より詳述せるを、三國志は漢までの記事を剪り去りて、單に三國時代の分だけを存せり。
内藤湖南 卑彌呼考 青空文庫
支那人は古代から華夏と誇稱して、四圍の異族を東夷・西戎・南蠻・北狄などと排斥して居るけれど、特別の場合の外は、決して之に兵力を加へぬ。
桑原隲蔵 支那人の文弱と保守 青空文庫
西人(西戎)有犯漢法者。
桑原隲藏 支那人間に於ける食人肉の風習 青空文庫
以中夏之性、不可傚西戎之法。
桑原隲藏 老子化胡經 青空文庫
詳に云へば、唯彼等が、東夷西戎の遺風を存せしを以て也。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
東夷西戎、並び起り、三色旗は日一日より平安の都に近づかむとす。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
作例 · 標準
古代中国では、西戎と呼ばれる異民族が西方に住んでいた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は西戎の文化や歴史を研究している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
史書には、西戎との攻防が数多く記されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

西戎(せいじゅう)あるいは戎(じゅう)および犬戎、戌戎(けんじゅう)は、四夷の一つ。殷代は西夷と称されていたが、周代に西戎と改称された。

出典: 西戎 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0