魚屋
さかなや
名詞頻度ランク #22258 · 青空 602 例
標準
fish market
文例 · 用例
……」良子の家に毎日やつてくる真つ赤な顔や手の魚屋の小僧は、いまお祖母ちやんが鉢を出しに奥へ行つたと思ふとそんなことを云つた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
「お魚屋さんのばーかやい。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
もう一度彼女は頭をのぞけて、「ばかァ」と云つたが、魚屋はお祖母さんの方を向いたツきりだつた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
寒い季節になると巴里の魚屋の店頭にはこうして産地から来た蝸牛が籠の中を這い廻っている。
— 岡本かの子 『異国食餌抄』 青空文庫
それがある時台所で出入りの魚屋と世間話をしながら、刺身包丁を取り上げて魚屋の盤台の鰹の片身から幅二分くらい長さ一尺近い細長い肉片を巧みにそぎ取った。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
これには撲り合ひの兄弟喧嘩があるので、それを熱心な外村がやるものだから、ほんたうの喧嘩みたいで、毎日それをやるときになると稽古する部屋の向ひの魚屋から人が立つて見てゐた。
— 梶井基次郎 『『青空』のことなど』 青空文庫
その後、出入りの魚屋の証言によって近所のA家にもやはり白い洋種の猫がいるという一つの新しい有力なデータを加えることは出来た。
— 寺田寅彦 『ある探偵事件』 青空文庫
この探索をはじめる時に、わたくしはきっとこの事件には魚屋が係り合っていると睨みました。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
今日の夕食は、近所の魚屋で買ったブリの照り焼きにしよう。
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