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磊落

らいらく
形容動詞名詞
1
標準
open-hearted
文例 · 用例
けれども、かれは豪放磊落を装い、かまわんかまわんと言って背広服で料理屋に乗込んだものの、玄関でも、また廊下でも、逢うひと逢うひと、ことごとく礼服である。
太宰治 佳日 青空文庫
柚木は「そんな純粋なことは今どき出来もしなけりゃ、在るものでもない」と磊落に笑った。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
僕は今も壯者に伍していさぎよく戰ふ關根名人の磊落性を寧ろ愛敬し、一方自|負しつつ出でざる坂田三吉八|段に或る憐憫さへ感じてゐる者だが、將棋だけは若い者には勝てないものらしい。
―將棋いろいろ― 下手の横好き 青空文庫
そのくせその言葉はずうずうしいまでに磊落だった
有島武郎 星座 青空文庫
磊落を装っているが、若い愛妻の詩的精神に使役されて、如何にこの噴水構造に苦心したかを暗に談話のうちにほのめかした。
岡本かの子 噴水物語 青空文庫
何でも、あるがままがよいとして、食べたい放題、遊び放題、無理の言いたい放題、不義理のし放題――それを、また世間でも、磊落だとか無邪気だとか言って買い被り、苦笑しながらも黙って見ているようなことがあります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
』と不意に室内へ飛込んで來たのは、例の磊落なる虎髯大尉、本名轟大尉であつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
逸作は、ふだん放漫で磊落なように見えるが、処世上の経済手段は、臆病と思えるほど消極的で手堅く、画なども自分から売ったことがない。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
作例 · 標準
磊落な彼は、細かいことには一切こだわらない。
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その政治家は磊落な人柄で、市民から人気があった。
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彼の磊落さは、時に周囲を驚かせることもあった。
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