水死体
すいしたい
名詞
標準
drowned body
文例 · 用例
が、大兵肥満の上に鎧を着ていたので、どうにもならず、翌日の暮方、天満橋の辺に、水死体となって上った。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
しかもその水死体にはいぶかしいくびり痕が歴然として見えるのです。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
何でも二、三日前に深川辺の或る川へ女が身投を致してその水死体がどこかの橋の下に流れついたのだそうでございます。
— 浜尾四郎 『殺された天一坊』 青空文庫
浜町河岸か、両国橋だ、行って見ろ」 平次も八五郎も、其処に居る人足も、女共まで飛出しましたが、お余野の姿は何処にも見えず、二日経ってから、中洲のあたりで、その水死体を見付けたのは浅ましいことでした。
— 腰抜け彌八 『銭形平次捕物控』 青空文庫
* *「お萩とお房を殺したのは、矢張りあのお内儀のお余野ですか」 八五郎が腑に落ちない顔を持って来たのは、丁度三日目、お余野の水死体を葬った日でした。
— 腰抜け彌八 『銭形平次捕物控』 青空文庫
* * 薄墨華魁のお染が、水死体になって大川に浮んだのはその翌る日、美少年米吉は、吾妻屋永左衛門と、伊豆屋の虎松を殺した罪で、獄門になったのはその後のことです。
— 毒酒薬酒 『銭形平次捕物控』 青空文庫
その事件は、男の水死体の検屍がすみ、身もとの照会も終り、噂話もすみ、一週間もたつころには、そろそろ人びとから忘れられようとしていた。
— 山川方夫 『箱の中のあなた』 青空文庫
その綱で水死体をからめようとするのだが、なかなかひっかからない。
— 梅崎春生 『幻化』 青空文庫
作例 · 標準
海難事故の後、捜索活動によって水死体が次々と発見された。
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「まさか、こんなところで水死体が見つかるなんて…」と、地元住民は顔色を変えた。
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専門家が、水死体の検視を行い、死因の特定を進めている。
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