選地
せんち
名詞
標準
selection of a site (for a castle, burial mound, etc.)
文例 · 用例
感傷の手わが性のせんちめんたる、あまたある手をかなしむ、手はつねに頭上にをどり、また胸にひかりさびしみしが、しだいに夏おとろへ、かへれば燕はや巣を立ち、おほ麦はつめたくひやさる。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
ひとびとよ、美しきひとびとよ、つねに君はせんちめんたるなれ。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
指にふれ得ずして、指さきの纖毛に觸れうるものの感覺に、私の心靈は光をとぎ、私のせんちめんたるは錐のごとくなる。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
かうした私の子供じみたせんちめんたりずむをお笑ひ下さるな。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
」「よかよか、人ん事心配せんちゃよか、金持ちどもは卑俗くしなん、構いなはらんがよかたい。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
若し腑に落ちんことがあるなら、どういうわけでそう為にゃならんのか、分りませんちゅうて、教えて貰いんされえ。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
けれども、此の稍々せんちめんたるな人が深夜、人気ない部屋に在って思う、こんな感動は、暫くすると、その感動を静かに見守る何物かによって、次第に其の光彩を失いかけて来た。
— 宮本百合子 『樹蔭雑記』 青空文庫
今度の低利資金だって、払へる見込の有る者でなけにゃ貸せんちふものな。
— 金田千鶴 『夏蚕時』 青空文庫
作例 · 標準
新しい城を築くための選地(せんち)は、防衛上の観点から慎重に行われた。
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古墳の選地(せんち)は、その時代の宗教観や権力構造を反映している。
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理想的な霊園の選地(せんち)には、風水も考慮されることがある。
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