小銭入れ
こぜにいれ
名詞
標準
change purse
文例 · 用例
然し、確に昨夜、食事に小幡をこの部屋へ案内する前、雑誌や新聞をこの隅に重ねた時、間に、フランス鞣に真珠貝のボタンのついた四角い小銭入れが在った覚えがある。
— 宮本百合子 『斯ういう気持』 青空文庫
野草の懐中からは手の切れるような十円札の百枚束、千円という大金のフクサ包みが出てきたが、立派な和紙で包まれていて、小銭入れと別になっているのを見ると、人にやる金か、人から貰った金か、特別な金であるらしく思われる。
— その五 万引家族 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
春の初花、お買いなさい、あなたのお仕合せのために」 伸子はその花束を眺め、ポケットからチャックつきの赤いロシア鞣の小銭入れを出し、婆さんに三十五カペイキやって花束をうけとった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
自分でどこへ行くのかわからないような顔つきで、ゆっくりベレーをかぶり、机の上から赤いロシア皮の小銭入れをポケットへ入れただけで水色ブルーズ姿のまま、だまって出て幾時間も帰らなかった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
小銭入れをさぐると、指が硬いものに当った。
— 山川方夫 『赤い手帖』 青空文庫
作例 · 標準
お会計の際、カバンの中からお気に入りの革製の小銭入れを取り出した。
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小銭入れがパンパンに膨らんでいたので、帰宅してから中身を整理した。
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誕生日にプレゼントされたこの小銭入れは、使い込むほどに手に馴染んでくる。
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