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ろく
形容動詞名詞頻度ランク #7960 · 青空 333
1
標準
satisfactory
文例 · 用例
そして自分にも碌に分らないような事をいい加減に教えていると、次第々々に自分が堕落して行くような気がすると云っていたが、一年ばかりでとうとう止してしまった。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
登山の準備をしたくも、碌なものがないところで、この節の日本アルプスの登山口の、設備の方が、よほど行き届いているくらいだから、その貧弱さの、見当がつくであろう。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
こんなことを考える時ゃ碌な事あねえんだ。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
昨年の会など、見ているうちに何だか少しむっとするような気がして来てとうとう碌に見ないで帰って来て、それきりもう二度とは入場しなかったくらいである。
寺田寅彦 二科展院展急行瞥見記 青空文庫
これは耄と云われても仕方がない。
寺田寅彦 二科展院展急行瞥見記 青空文庫
ゆうべは々に眠らなかったお徳は、早朝から店をあけて亭主の帰るのを待っていたが、藤吉はやはりその姿をみせなかった。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
七之助はまるで気抜けがしたようにぼんやりとして、隅の方に小さくなっているばかりで々口も利かなかった。
猫騒動 半七捕物帳 青空文庫
だが、てめえの挙げて来るのに碌なことはねえ。
猫騒動 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
最近は忙しすぎて、碌に睡眠時間も取れず食事もコンビニ弁当ばかりだ。
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あいつは口ばかり達者で、碌な仕事をした試しがない。
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この会社には碌な人間がいないと文句を言いながら、彼は何年も辞めずにいる。
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