災後
さいご
名詞-の形容詞
標準
post-disaster
文例 · 用例
日本では震災後、東京に飲食店が夥しく殖えたが、それは飲食店開業が一番手早くて、どうにかやって行けるからだと聞いた。
— 岡本かの子 『異国食餌抄』 青空文庫
雨上がりの、それはひどい震災後の道路を、自動車で残酷に揺られて行くうちに、朝から身体のどこかに隠れていた、名状の出来ないものの塊が、だんだんにからだ中に拡がって来るようであった。
— 寺田寅彦 『議会の印象』 青空文庫
僕の知る限りでは、日本の麻雀の發祥地は例の大震災後に松山省三が銀座裏から移つて一|時牛込の神樂坂上に經營してゐたカフエ・プランタンがそれらしい。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
火災後、橋々の上には、箪笥やカバンの金具が一面にちらばっていたのでも、おおよそ想像が出来る。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
そのころの給仕人は和服に角帯姿であったが、震災後向かい側に引っ越してからそれがタキシードか何かに変わると同時にどういうものか自分にはここの敷居が高くなってしまった、一方ではまたSとかFとかKとかいうわれわれ向きの喫茶店ができたので自然にそっちへ足が向いた。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
関東震災後の復旧測量では毛無山頂上で二十八日間がんばって天城山の頭を出すのを今か今かと待っていた人がある。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
それが、震災後はいったいにあたたかい明るい愉快な色の調子が勝って来た。
— 寺田寅彦 『LIBER STUDIORUM』 青空文庫
――時に扇子使ひの手を留めて、默拜した、常光院の閻王は、震災後、本山長谷寺からの入座だと承はつた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
作例 · 標準
大地震の災後、復旧活動が急ピッチで進められている。
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災後初のイベントは、地域住民に希望を与えた。
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政府は、災後の生活支援策を早急に決定した。
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