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母船

ぼせん
名詞
1
標準
depot ship
文例 · 用例
彼は、はぢめ羅馬のつもりで、母船を脱け出したのであつたが、案外にも斯んな不思議な市だつたので全く途方に暮れてしまつたのである。
牧野信一 山彦の街 青空文庫
それにわれわれは母船を失った。
海野十三 恐竜島 青空文庫
第二京丸は三百四十|噸、昨年の十月から今年の四月まで捕鯨母船極洋丸と共に南極の洋へ遠征し、キャッチャーボートとして百七十頭の巨鯨をとった手柄の船だ。
佐藤垢石 鯨を釣る 青空文庫
キャッチャーボートは、この月末に南極の海へ母船と共に、巨鯨を狙って出発するという。
佐藤垢石 海豚と河豚 青空文庫
もう鰹船を改造したあやしげな機船ではなく、どれもみなスクゥナー型のスマートなダイバー・ボートで、根拠地と現地を連絡する母船までつき、昭和九年の出漁船は百七十隻もあった。
久生十蘭 三界万霊塔 青空文庫
もう潜水夫が入っているらしく、後帆をあげた三十六隻の採取船が一列になって青い海の上を活溌に移動し、二百屯ばかりのスクゥナー型の母船が、雛をまもる白鳥のようにそのあとから行き、水や食料を供給するランチがラガーからラガーへ火の出るように忙しく走りまわっている。
久生十蘭 三界万霊塔 青空文庫
翌日の午後になると、船団の活動が不活溌になり、五隻ばかりのラガーが母船のそばへ錨をおろしてしまった。
久生十蘭 三界万霊塔 青空文庫
母船の医者は腐敗蛋白中毒だといって貯蔵の缶詰を海へ捨てさせているということだった。
久生十蘭 三界万霊塔 青空文庫
作例 · 標準
遠洋漁業の船団は、補給のために定期的に母船と合流する。
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宇宙探査機の母船は、小型探査機を切り離し、惑星の周回軌道に入った。
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調査隊は、深海探査艇を運用する母船を拠点に活動を進めた。
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