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左舷

さげん
名詞名詞-の形容詞
1
標準
port (left side of vessel)
文例 · 用例
また左舷へ帰って室へはいって革鞄から『桂花集』を引っぱり出して欄へもたれて高く音読すると、艫で誰れか浮かれ節をやり出したので皆が其方を見る。
寺田寅彦 高知がえり 青空文庫
メーツは、ブリッジで、涼風に吹かれながら、ソーファーに眠っていたが、起き上って来て、「どうしたんだ」「左舷に燈台が見えますが」「又、一時間損をしたな」と、メーツは答えて、コムパスを力一杯、蹴飛ばした。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
ところがボートは左舷の方半分はもうだめになってゐましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
左舷に五秒ごとに閃光を発する平舘燈台を見る。
寺田寅彦 札幌まで 青空文庫
そこで僕は、春の日ののどかな光が油のような海面に融けほとんど漣も立たぬ中を船の船首が心地よい音をさせて水を切って進行するにつれて、霞たなびく島々を迎えては送り、右舷左舷の景色をながめていた。
国木田独歩 忘れえぬ人々 青空文庫
ところがボートは左舷の方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
ところがボートは左舷の方|半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
ところがボートは左舷の方半分はもうだめになつてゐましたから、とてもみんなは乘り切れないのです。
宮沢賢治 銀河鐵道の夜 青空文庫
作例 · 標準
船は、右舷を陸地に近づけながら、ゆっくりと「左舷」を海に向けて進んだ。
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航海士は、国際的なルールに従い、「左舷」に灯火を掲げた。
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港に入る際、他の船との衝突を避けるため、「左舷」を大きく回頭させた。
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