長柄
ながえ
名詞
標準
long handle
文例 · 用例
さてこの「春風馬堤曲」は、蕪村がその耆老を故園に訪うの日、長柄川の堤で藪入りの娘と道連れになり、女に代って情を述べた詩である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
ここら奥の谿河だけれど、ずっと川下で、東海道の大井川より大かいという、長柄川の鉄橋な、お前様。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
彼は十七八年前、五十五歳のときに家族と長柄川のそばに住んで居たことがあつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
長柄の浜松がかすかに眺められ、隣の神社の森の蔭になつてゐて気に入つた住家だつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
秋成は長柄の住家ではじめてそれをかけたと同じやうに外へ出て眺め返してみた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
この母と妻の母と、もう五十に手のとゞきさうな妻と、三人の老婆が、老鶏のやうに無意識に連れ立つて、長柄の川べりへ薺など摘みに行つた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
其処がすなはち長柄川の閑居だつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
読んで見ると、自分の放埒時代にしじゆう留守をさせられた彼女の、若き妻としての外出中の夫に対する心遣ひを、こまごまと打開けたものや、子の無い自分が長柄川閑居時代に、ふと愛した近隣のこどもに死なれ愁歎の世にも憐れなありさまを述べたものなどであつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
作例 · 標準
庭の手入れをするために、長柄の剪定ばさみを新調した。
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彼は長柄の槍を器用に操り、次々と敵を打ち倒していった。
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高い場所の蜘蛛の巣を取るには、長柄のほうきが便利だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
長柄(ながえ、ながら、ながつか)
ながえ
ながつか
出典: 長柄 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0