憑かれる
つかれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be possessed
文例 · 用例
生霊や死霊に憑かれることは、昔からの云い慣わしであった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
私はこの二つに、月夜になれば憑かれるんですよ。
— ――或はKの溺死 『Kの昇天』 青空文庫
あるいはその被試験者の友人なり、また場合によっては百年も千年も後世に生まれた同情者が、当人に代わって、あるいは当人に取り憑かれるか取り憑くかして、歌い悲しみ、また歌い喜ぶのである。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
近代将棋の合理的な理論よりも我流の融通無碍を信じ、それに頼り、それに憑かれるより外に自分を生かす道を知らなかった人の業のあらわれである。
— 織田作之助 『勝負師』 青空文庫
)(やあ、はい、詫びさっしゃる事は何にもねえだがね、そこに久しく立っていると瘧を煩らうだあかンな、取憑かれるでな。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
石神の話はこの国の秘密の話で、これを聞いた者は、その話しの中に居る悪魔に取り憑かれると、昔から申し伝えて御座います。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
何時の比であったか、私の村に甚内と云う力士があったが、その甚内は狸に憑かれる人があると、その人の背から肩を揉んで、狸を追いだした。
— 田中貢太郎 『村の怪談』 青空文庫
それ以来一層久慈の母は方位に憑かれるようになって、他人の年齢を一度訊くと、直ちにその者の月番の方位の善悪を宙で云えるまでになってしまっている昨今だった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
彼はまるで狐に憑かれたように、奇妙な行動をとり始めた。
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亡くなった祖母の魂に憑かれたと信じている女性がいた。
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「あれ、急に寒気がする…もしかして、何かに憑かれているのかも。」
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