酉
とり
名詞頻度ランク #34412 · 青空 381 例
標準
the Rooster (tenth sign of the Chinese zodiac)
文例 · 用例
お酉樣の熊手の裝飾、まねき猫、あんな幼い、悲しくやりきれないものを感じました。
— 太宰治 『國技館』 青空文庫
お酉さまへ諸共にと言ひしを道引違へて我が家の方へと美登利の急ぐに、お前一|處には來て呉れないのか、何故其方へ歸つて仕舞ふ、餘りだぜと例の如く甘へてかゝるを振切るやうに物言はず行けば、何の故とも知らねども正太は呆れて追ひすがり袖を止めては怪しがるに、美登利顏のみ打赤めて、何でも無い、と言ふ聲理由あり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
お酉さまへ諸共にと言ひしを道引違へて我が家の方へと美登利の急ぐに、お前一處には來て呉れないのか、何故其方へ歸つて仕舞ふ、餘りだぜと例の如く甘へてかゝるを振切るやうに物言はず行けば、何の故とも知らねども正太は呆れて追ひすがり袖を止めては怪しがるに、美登利顏のみ打赤めて、何でも無い、と言ふ聲|理由あり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
人なき山彙の二日路を、 夜さりはせ来し酉蔵は、塩のうるひの茎噛みて、 ふたゝび遠く遁れけり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
」「何い、」「暗くなったの、」「彼これ、酉刻じゃ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
六年(癸酉) 一八七三○三月、村山座の一番目「酒井の太鼓」にて、権之助の酒井左衛門尉と菊五郎の鳴瀬東蔵との渡り台詞に「かく文明の世の中に、開化を知らぬは愚でござる」といい、観客はその時代違いを咎めずして、大いに喝采せり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
十八年(乙酉) 一八八五○久松座の再築落成して、千歳座と改称し、一月四日より七日まで開場式を行う。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
三十年(丁酉) 一八九七○一月、皇太后陛下崩御。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
作例 · 標準
私の祖父は酉年生まれなので、家にはニワトリの置物がたくさんある。
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今年は酉年だから、年賀状には鮮やかな羽の雄鶏を描いた。
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十二支の十番目にあたる酉は、商売繁盛の象徴とも言われている。
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標準
hour of the Rooster (around 6pm, 5-7pm, or 6-8pm)
作例 · 標準
江戸時代の時刻でいう酉の刻は、現代でいう午後六時頃を指す。
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酉の刻になり、町には夕食の準備をする煙が立ち上り始めた。
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「酉の刻までに戻りなさい」と、母親が遊びに行く子供に言い聞かせた。
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標準
west
作例 · 標準
古い地図では、方角を十二支で表しており、酉は西を意味していた。
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恵方巻きを食べる際、今年の吉方位が酉の方角であることを確認した。
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その神社は、本殿から見て酉の方向に古い石碑が立っている。
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標準
eight month of the lunar calendar
作例 · 標準
旧暦の八月は酉の月と呼ばれ、仲秋の名月を楽しむ季節である。
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酉の月に入ると、風に秋の気配が混じるようになり、過ごしやすくなる。
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古典文学の中で、酉の月の月夜を愛でる情景が美しく描かれている。
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ウィキペディア
酉(とり、ゆう)は、十二支のひとつ。通常十二支の中で第10番目に数えられる。
出典: 酉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0