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葛湯

くずゆ
名詞
1
標準
kudzu starch gruel
文例 · 用例
飲食も、コーヒー、シトロン、紅茶などの近代的芳香の飲料と、阿倍川もち、力もち、葛湯、麦粉などの中世的粗野なる甘味が供給される。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
葛湯をつくったり、丹前を着せたりしてくれた。
有島武郎 火事とポチ 青空文庫
(立上り)葛湯でもこしらえて来ましょう。
―――三幕 冬の花火 青空文庫
河野の食事は平生葛湯でそれをコップに一杯ずつ喫んでいた。
田中貢太郎 神仙河野久 青空文庫
」 そのうち母の平常の癖で葛湯の御馳走が出た。
若山牧水 姉妹 青空文庫
代助には、平岡の凡てが、恰も肺の強くない人の、重苦しい葛湯の中を片息で泳いでゐる様に取れた。
夏目漱石 それから 青空文庫
」 中途|葛湯で一度|失敗ったことのあるのに懲りている笹村は、医師の言う通りにばかりもしていられなかった。
徳田秋声 青空文庫
」「牛乳だといくらでも飲めるから、きのうは牛乳二合ばかり、今日は葛湯も少したべた」 まさ子は、大儀そうに小さい声で、「ああ、ああ」と云い、先ず肱をおろし、肩をつけ、横たわった。
宮本百合子 白い蚊帳 青空文庫
作例 · 標準
風邪をひいた時は、体が温まる葛湯を飲むとほっとする。
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寒い冬の夜には、とろりとした甘い葛湯が最高のごちそうだ。
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伝統的な和菓子店で、上品な味わいの葛湯をいただいた。
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ウィキペディア

葛湯(くずゆ)とは、葛粉(または片栗粉)から作ったとろみのある飲み物である。通常、葛粉を水で溶いて砂糖を加え、鍋等で緩やかに加熱しながら透明になるまで練って作る。とろみがあるために(対流が起こりにくく、また液体が蒸発しにくくなるため)冷めにくく、体が温まり、消化にも良いため、昔から離乳食・流動食・介護食・病み上がりの食べ物として食べられてきた。

出典: 葛湯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0