諭旨
ゆし
名詞
標準
official suggestion (esp. to resign from one's job)
文例 · 用例
それで鉄拳制裁をうけ、そしてそのことが教師に知れて諭旨退学を命ぜられた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
…… 道学者の坂田(アバ大人)さんが、兄さんの媒口を利くのが癪に障るからって、(攫徒の手つだいをして、参謀本部も諭旨免官になりました。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
ある日曾は、自分が賤しかった時、村の紳縉王子良という者の世話になったことを思いだして、自分は今こんなに栄達しているが、渠はまだ官途につまずいていて昇進しないから、一つ引きたててやらなくてはならないと思って、翌朝|上疏して王を諫議大夫に推薦し、そこで天子の諭旨を奉じて、たちどころに引きあげて用いた。
— 田中貢太郎 『続黄梁』 青空文庫
究竟あの方もその件から諭旨免官のやうな事にお成なすつて、又東京へお還りにならなければ為方が無いので、彼方を引払ふのに就いて、向坂から話が御座いまして、宅の方へ始は委任して参つたので御座いましたけれど、丁度去年の秋頃から全然此方へ引継いで了ふやうな都合に致しましたの。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
------------------------------------------------------- 一 最近の新聞紙の報道によると、支那の宣統〔前〕帝は、宮廷所屬の宦官の不埒を怒り、彼等を一律に放逐して、爾後永遠に使役せぬといふ諭旨を發布されたといふことである。
— 桑原隲藏 『支那の宦官』 青空文庫
雍正六年(西暦一七二八)の清の世宗の諭旨は、よくこの間の事情を明瞭にする。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
単に「プリム・ロオズ」の作者に向つて許りで無く、芸術以外の情実に制せられる国立劇場の諸役員と芸術上の鑑識を堕落せしめつつある多数の巴里人とに向つて反省を促したのがマス君の諭旨であつた。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
「校長が立憲党のために運動したので諭旨免官となるんだそうだ」 これは生徒にとってあまりにふしぎなことであった。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
作例 · 標準
彼は会社の不祥事の責任を取り、諭旨退職となった。
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諭旨による処分は、懲戒解雇よりは穏やかなものとされる。
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彼は上司から諭旨を受け、自ら会社を去ることを決意した。
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ウィキペディア曖昧さ回避
諭旨(ゆし) 諭旨免職 諭旨解雇
出典: 諭旨 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0