漫談
まんだん
名詞動詞-サ変頻度ランク #39355 · 青空 167 例
標準
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文例 · 用例
もっともこの可能性が非常に多様であれば、その中の二三を指摘してみても、それは結局なんらの価値もない漫談となってしまうであろうが、多くの場合に必ずしもそうとは限らない。
— 寺田寅彦 『怪異考』 青空文庫
夜は若い巨村君来訪、奥さんも仲間入、朝からのほろ酔機で、夜の更けるのも忘れて行乞漫談。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
ヒロポンは鎮静催眠剤とは反対に、中枢神経を一時的に刺戟して、覚醒、昂奮させる注射薬だが、坂野はもと「漫談とアコーディオン」を売物に舞台に出ていた頃から、この味をおぼえたらしく、煙草を吸うように、ひんぱんにこの劇薬を注射していて、その量と回数は、さすがの木崎もあきれていた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
ひでえ話だよ、こいつア……」 昔漫談をやっていただけに、真剣に喋っていても、坂野の喋り方は何か軽佻じみていた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
私達は卓子を囲んで、莨をふかしながら漫談に時を移した。
— 徳田秋聲 『微笑の渦』 青空文庫
健作――松木水声の漫談なんて、どうかと思ったが、受けたようだね。
— 平林初之輔 『探偵戯曲 仮面の男』 青空文庫
「つまらない仕事ですよ、二週間社から暇を貰って、議会弥次漫談という記事を書かされちゃったんです。
— 平林初之輔 『謎の女』 青空文庫
尤も聴手はいつも母だけであり、その他の者が一人でも同坐すると私は決してハニカミや遠慮でもないのに、何故か言葉が出なかつたから話術家の資格は無かつたものの、一度び母の前に据ると急に私は漫談家のやうに爽やかな弁士となつて、思はず聴手の腹をよぢらせたり、美しい叙景の展開に恍惚の夢を誘つた。
— 牧野信一 『風流旅行』 青空文庫
作例 · 標準
落語とは異なり、漫談はより現代的で時事ネタを扱うことが多い。
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彼は巧みな話術で、聴衆を笑いの渦に巻き込んだ。
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テレビ番組で、人気芸人の漫談を楽しんだ。
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ウィキペディア
漫談(まんだん)とは、初代大辻司郎が命名したとされる、大正ごろに創設された演芸である。元来は音声付き映画(トーキー)が主流となったため失業した無声映画(活動写真)の活動弁士が、巧みな話術を生かして寄席の高座などに出演したのを発端とする。
出典: 漫談 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0