入唐
にっとう異読 にゅうとう
名詞動詞-サ変
標準
visiting Tang China (esp. of an envoy, monk, or exchange student)
文例 · 用例
伝え聞く、摩耶山|※利天王寺夫人堂の御像は、その昔梁の武帝、女人の産に悩む者あるを憐み、仏母摩耶夫人の影像を造りて大功徳を修しけるを、空海上人入唐の時、我が朝に斎き帰りしものとよ。
— 泉鏡花 『一景話題』 青空文庫
『論衡』に雷が樹を打ち折るを漢代の俗天が竜を取るといったと見え、『法顕伝』に毒竜雪を起す、慈覚大師『入唐求法記』に、竜闘って雹を降らす、『歴代皇紀』に、伝教入唐出立の際暴風大雨し諸人悲しんだから、自分所持の舎利を竜衆に施すとたちまち息んだと出づ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
此れは彼が早くより支那に行つて居つたからであるが、長く支那に居らなくても入唐したものゝ詩文はどうしても入唐しないものゝ詩文よりはよろしいやうに見える。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
例へば菅原の家にしても菅公の祖父清公は入唐したからして菅公のものに較べるとよろしい。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
白樂天、元微之の存在は其の頃より知られては居つたであらうが、丁度其の頃入唐した弘法大師も元白の事に就ては何も云つて居ない。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
それは大師の入唐は徳宗の貞元の末頃から、憲宗の元和の初までゞあつて當時元白體は未ださう盛んではなかつたからである。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
円載なんどという坊主は、入唐僧の間でも排斥をくってお負けに帰りに沈没して溺死してる。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
そこで色々思案の末に、茲に掲げた「大師の入唐」といふ題目を選ぶことにいたした。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
作例 · 標準
鑑真和上は、苦難の末に日本への入唐を果たした。
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若き空海は、仏教を学ぶために入唐を決意した。
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彼は入唐僧の研究で、その功績が認められた。
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