呪符
じゅふ
名詞
標準
amulet
文例 · 用例
五百年|経って、天竺への旅の途中にたまたま通りかかった三蔵法師が五行山頂の呪符を剥がして悟空を解き放ってくれたとき、彼はまたワアワアと哭いた。
— ―沙門悟浄の手記― 『悟浄歎異』 青空文庫
妻が差出した夫人の手紙が、悪魔からの呪符か何かのように、厭わしく感ぜられた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
妻が差出した夫人の手紙が、悪魔からの呪符か何かのやうに、厭はしく感ぜられた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
だってそれは滅亡の呪符ですからね」そこで昨夜の会合のことを思い浮べながら、出鱈目な見得を切ってみせた。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
のしるしは、疑ひもなく呪符の転化したものであり、此画まで来る間に年月のたつて居る事を見せて居る。
— 常世の国 『古代生活の研究』 青空文庫
此風が陰陽師等の手にも移つたものと見えて、形代に種類が出来て、禊の為の物の外、かうした意味の物が庶民にも頒たれる様になり、遂には呪符の様な観念が結ばれて来たらしい。
— 常世の国 『古代生活の研究』 青空文庫
神社などの中にも「夢違ひ」の呪符の意味で、除夜・節分の参詣者に与へる向きが出来たのである。
— 常世の国 『古代生活の研究』 青空文庫
然るに浦島説話の玉匣は、長生不老の呪力を籠めたる一種の呪符にして、之を開きしが故に、再会の不可能になりたるは、離別の条件と見る可き点なきに非ざるも、毫も習慣の違反とは云う可からず。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
作例 · 標準
道教の道士が書いた呪符には、悪霊を追い払い、家内安全をもたらす力があると信じられている。
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彼は懐に忍ばせた呪符を取り出すと、印を結んで何やら小声で唱え始めた。
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古い屋敷の柱に貼られた黄色の呪符が、長い年月を経て今にも剥がれ落ちそうになっている。
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ウィキペディア
呪符(じゅふ)は道教の方術のための文字や符号を記した札、またはその記された文字や符号である。一種のおまじないでもある。
出典: 呪符 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0