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渡り

わたり異読 ワタリ
名詞頻度ランク #7035 · 青空 464
1
標準
crossing
文例 · 用例
そこで御当人は益々元気で、『此の世が渡りにくいなぞとはみなこれ感傷の徒のこと』だなぞとも云ふ。
中原中也 非文学的文士 青空文庫
而して、かの、別に能もないけれど世渡りは上手といふ手合は、この通価といふものを素直に受容れ、それを材料として献立してゆくのである。
中原中也 青年青木三造 青空文庫
僕はいま世渡りということについて考えている。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
……「併しあの二番目の子は良かつた、あの子が生きてさへゐれば……」―― 渡り廊下を駆け寄つて来る看護婦の足音がした。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
渡り廊下に近い一棟の病室の者達が、最早その赤坊の苦しげな絶え/\の泣き声のために「急病人あり」と知つて、縁側に出て見えもせぬ診察室の方に首を伸してゐた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
それ等の者が、彼が渡り廊下に掛かるや「頼むぞ」といふ眼差を一斉にさし向けた時に、彼の頭の中では「よろしい!
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
拙く長々と喋舌り立てられた、偶に滑らかに出た一節の後では、面を上げて教師達を一渡り見廻した。
中原中也 校長 青空文庫
かつて菊池寛氏は某所に於て、今日の如き科學時代には、詩は衰滅の一路をたどるのみだと言つたが、この「科學時代」といふ言葉を、もし菊池氏の主觀に於て、夢を忘れた小常識人や、世渡り上手の小才智人のみが横行する時代、即ち要するに「小常識的俗物時代」といふ意味に解するならば、正にまちがひなく眞理である。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
作例 · 標準
橋の老朽化が進み、その渡りは危険だと言われている。
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川の渡りは急流で、泳ぎの得意な者でも困難を極めた。
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彼は長い旅の末、ようやく国境の渡りにたどり着いた。
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2
標準
importing
作例 · 標準
この港は、昔から様々な輸入品の渡りの拠点となってきた。
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海外からの製品の渡りには、厳格な検査が必要だ。
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渡りにかかる費用を抑えるため、大量購入を検討している。
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3
標準
wandering
作例 · 標準
彼は定職に就かず、日本各地を渡り歩く生活を送っていた。
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渡りの生活は自由だが、時に孤独を感じることもある。
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若い頃は、自分探しの旅で様々な国を渡りした。
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4
標準
migration
作例 · 標準
冬になると、多くの鳥が暖かい場所へ渡りをする。
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鮭は産卵のために、生まれた川へ遠い海から渡りをする。
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生物の渡りは、季節の変化と深く関連している。
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5
標準
contact
作例 · 標準
彼は昔の友人とSNSを通じて渡りを取った。
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長い間音信不通だった彼と、ようやく渡りがついた。
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緊急時に備えて、家族とは常に渡りを取れるようにしている。
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6
標準
watari
作例 · 標準
この古民家では、柱と梁が渡りの技法で堅固に結合されている。
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大工は、複雑な渡りの継ぎ手を見事に仕上げた。
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渡りは、釘を使わずに木材を組み合わせる日本の伝統的な建築技術だ。
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7
標準
glide
作例 · 標準
渡り鳥が風に乗って、優雅に空を渡りした。
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スキーヤーは、雪面を滑らかに渡りながら滑走していった。
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彼はダンスで、床を滑るように渡り、観客を魅了した。
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ウィキペディア

渡り は、生物がその生息地を移動すること。その移動が周期的に規則正しく、主に季節的に陸上あるいは空中を移動する現象を渡りという。水中の生物の移動は一般に回遊と呼ばれている。

出典: 渡り — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0