硬軟
こうなん
名詞
標準
hardness and softness
文例 · 用例
ただ岩石の硬軟に依って、時間の相違はあるが、結局同一相を呈する。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
中には勾玉形が、岩石の硬軟その他の関係から、逆さになっているのもある。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
日本の豫審判事の見方に從へば、社會主義には由來硬軟の二派あつて、その硬派は即ち暴力主義、暗殺主義なのである。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
硬軟両様の使ひ分け、或は柔らかに過ぎたところの自由な表現、さうした時代も『比叡山三題』を契機として巍然として道徳的一線を引くことができるであらう。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
田添君の考え方からすれば、わたしは社会主義者であるのだから、たとい硬軟の別はあっても、田添君らと提携すべきであるのに、ただ友人として幸徳君らとはなはだ親密であるがために、アナキストと提携しているのは不都合だと言うのであった。
— 堺利彦 『赤旗事件の回顧』 青空文庫
学海翁は硬軟兼備のその頃での大宗師であったから、門に伺候して著書の序文を請うものが引きも切らず、一々応接する遑あらざる面倒臭さに、ワシが序文を書いたからッて君の作は光りゃアしない、君の作が傑作ならワシの序文なぞはなくとも光ると、味も素気もなく突跳ねた。
— 内田魯庵 『露伴の出世咄』 青空文庫
』 こうした硬軟二様の心持の争いの裡に、信一郎は何時の間にか、自分の家近く帰っていた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
昔は硬軟の二つであったが、今では、その中に又、文化式と非文化式の二派が出来ている。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
作例 · 標準
彼は交渉において、硬軟両様の姿勢を使い分けるのが得意だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この素材は、硬軟のバランスが非常に優れている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
硬軟織り交ぜた戦略で、ついにプロジェクトを成功させた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash