独身者
どくしんしゃ異読 どくしんもの
名詞
標準
unmarried person
文例 · 用例
独身者同様の村上は時にこうして十五ばかり年下の山崎と会食をしながら寛いだ気もちで談笑するのが好きであった。
— 九鬼周造 『かれいの贈物』 青空文庫
独身者であることはたしかだが職業は誰にも判らず、店ではいつか先生と呼び馴れていた。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
――貴方がおわらいになるのも無理もないのですが、しかし赤丸平家は日本の独身者の集合所なのです。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
それに、あの人は、まだ独身者ですよ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
家庭の苦労に難んでいる人に独身者の慰めはあまり力になりません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
三十二歳だが、客を相手に枢密院の話などする理屈っぽさは、しかしいかにも独身者めいていた。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
見るとこの家の主人は五十ばかりのお爺さんですが、独身者と見えてお神さんも子供も居ず、たった一人で一生懸命鉄槌で鉄敷をたたいて、テンカンテンカンと蹄鉄を作っています。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
一ぷく三杯 お安さんという独身者で、村一番の吝ン坊の六十婆さんが、鎮守様のお祭りの晩に不思議な死にようをした。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
作例 · 標準
この独習書は初心者にとって素晴らしいです。
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