新体詩
しんたいし
名詞
標準
new style poetry
文例 · 用例
私としては、従来のものを一新しようといふ新短歌作者等が、どうしていつそ寛闊な様式――新体詩様式に到らないのか寧ろ不思議である。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
新体詩様式は、未だ十分の発達を示してはゐないけれども、人々はその案外に困難なる故を以てかどうか、何時の間にか退却し、昨今再び立向つてゐる状勢だが、猶極めて怠惰な立向ひ方と云へよう。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
然しもし此の新体詩様式の困難が、次第に征服されてゆけば、其処に始めて詩歌は「生活の傍ら的なもの」から、「その中で生活の出来る詩歌」に迄到達することだと思ふ。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
かくて私としては、新体詩様式を確立することが、大切なやうに思はれる。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
扨、日本の詩の伝統はと見ると、(茲では明治初年井上博士に依つて新体詩と銘名された、泰西の詩を見てから後の詩のことを云ふ)余り豊富だと云ふことが出来ない。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
それはその伝統の保守と超克とを問はず、伝統あつての話であり、新体詩と呼ばれて以来の詩の伝統は、猶貧しいものであるから、それを本場からよくソシヤクしなければならないと自ら鞭打したかつた迄である。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
しかし元来「詩」というものは、和歌も俳句も新体詩も、すべて皆ポエジイの本質において同じであるから、一方の詩人は必ず一方の詩を理解し得べきはずであり、原則的には「専門」ということはないはずである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この詩の作者の名をかくして、明治年代の若い新体詩人の作だと言っても、人は決して怪しまないだろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
明治時代には、西洋の影響を受けて新体詩が誕生した。
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彼の作品は、日本の新体詩の発展に大きく貢献した。
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新体詩は、従来の和歌や俳句とは異なる自由な形式を持つ。
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