和睦
わぼく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
reconciliation
文例 · 用例
しかし悲しいながらも自分の運命と和睦している、不平のない声で云った。
— リルケ Rainer Maria Rilke 『白』 青空文庫
秀吉は天才の直覚力をもって、この欠点を感じ取り、そこへ手を入れるので、嘗て攻め落されないあるいは和睦を申込まない城とてはありませんでした。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
テねずみが、「それで、その、わたしの考えではね、どうしてもこれは、その、共同一致、団結、和睦の、セイシンで、やらんと、いかんね。
— 宮沢賢治 『クねずみ』 青空文庫
そうなるのは実にそのわれわれのシンガイでフホンイであるから、やはりその、ものごとは共同一致団結和睦のセイシンでやらんといかんね。
— 宮沢賢治 『クねずみ』 青空文庫
其年の九月には家康から使が来、又十二月には玄越というものを遣わして、関白の命を蒙って仙道の諸将との争を和睦させようと存じたが、承れば今度和議が成就した由、今後|復合戦沙汰になりませぬよう有り度い、と云って来た。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
戦乱の世というものは何時も其下と其上と和睦し難いような事情が起ると、第三者が窃かに其下に助力して其主権者を逐落し、そして其土地の主人となって終うのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
国香死亡記事の本文は分らないが、此の文気を観ると、将門が国香を心底から殺さうとしたので無いことは、貞盛が自認してゐるので、源氏の縁坐で斯様の事も出来たのであるから、無暗に将門を悪むべくも無い、一族の事であるから寧ろ和睦しよう、といふのである。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
しかしこれから生い立ってゆく子供の元気は盛んなもので、ただおばあ様のおみやげが乏しくなったばかりでなく、おっか様のふきげんになったのにも、ほどなく慣れて、格別しおれた様子もなく、相変わらず小さい争闘と小さい和睦との刻々に交代する、にぎやかな生活を続けている。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
作例 · 標準
長年の対立を経て、ついに両家は和睦した。
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政府は、反体制派との和睦を呼びかけている。
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和睦が成立し、地域には平穏が戻った。
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