稼ぎ人
かせぎにん
名詞
標準
breadwinner
文例 · 用例
「妹はまだ子供ですし、稼ぎ人にいなくなられちゃあ、どうにもしようがないんです」「そりゃあ気の毒だね。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
それから高岡へ還ってみると、その日から稼ぎ人というものがないのだ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
それでも大事にして置かないと、院長は家中の稼ぎ人で、すっかり経済を引受けてるんだわ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
彼女は逗留客としての一面を生活し、同時に、出稼ぎ人としての滞在をしているのであった。
— 佐左木俊郎 『機関車』 青空文庫
ことに勘定日の時間の速度などというものは、それは、受取ったためしのある稼ぎ人でなければ、分らない話である。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
若い時からずいぶん人を泣かせているから、年を取ってこうなるのは当り前だなんぞと言う人もありますけれど、なにしろ自分はよいよいになって、稼ぎ人のむすめに死なれたのですから、まったく気の毒ですよ。
— 岡本綺堂 『蜘蛛の夢』 青空文庫
この年になって、こんなからだになって、大事の稼ぎ人を殺されてしまって、あしたから生きて行くことが出来ねえ。
— 岡本綺堂 『蜘蛛の夢』 青空文庫
サックまで付けて今夜は只の十五銭……折れるの曲がるのという御心配のないメリケンスチールの精製品……ハイ只今――」 これだけの口上を聞けば、浅草に来る人々にバラック住居の稼ぎ人が多勢居ることがわかるであろう。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
作例 · 標準
村でも評判の稼ぎ人だった彼は、若くして自分の店を持つまでになった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「あそこの家のご主人は本当に稼ぎ人だねえ」と近所の人たちが噂している。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
稼ぎ人として毎日朝から晩まで働き詰めだった父の背中を、今でも覚えている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview