稼ぎ
かせぎ
名詞頻度ランク #6099 · 青空 717 例
標準
earnings
文例 · 用例
二 温泉宿から梓川に沿いて、河童橋を渡り、徳本の小舎まで来た、飛騨から牛を牽いて、信州へ山越しにゆく牧場稼ぎの人たちが、行き暮れて泊まるところだ。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
禁制の官林に潜り込んで、何か内密の稼ぎをするらしい。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
それでいて何となく夫妻の間に味がない、お人良しでしかも根がしっかり者の良人の岳神が少しにやにやしながら、「働けそうな女なので、共稼ぎにはいいと思いましてね、この奥地の八溝山の岳神の妹だったのを貰って来ましたのです。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
そして彼女が鑑札を受けて大びらで稼ぎに出るとなるとこの探偵は尊敬さえもしてくれた。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
T「てっきり彼奴」 と独り言、T「朝ッぱらから一稼ぎしてやがるかも知れ無えぞ」 其辺で鉄五郎クルッと踵を反して走り去る。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
このように夏|稼ぎの水泳場はたびたび川筋を変えたが、住居は今年の夏前までずっと日本橋区の小網町に在った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
イタリアンとの混血児の上海からこの土地に稼ぎにやってきた踊子の鳩胸、その偉大な女性の耕作地にこだまするサキソフォンの反響、かの女は、いつも踊場に蜜月の旅をつづける。
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
トア・ズン・ドルの板場稼ぎよりその方が僕にとってどのくらい嬉しいかわからないのです。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
作例 · 標準
「今月の稼ぎは散々だったから、しばらく外食は控えて節約しなきゃな」
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彼は副業での稼ぎをつぎ込んで、長年の夢だったビンテージのバイクを購入した。
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「共働きで二人の稼ぎを合わせれば、なんとか都内にマンションを買えるかもしれないぞ」
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「父さん、今年の稼ぎでようやく実家の屋根を直せそうだよ」と息子は誇らしげに報告した。
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