腕輪
うでわ
名詞
標準
bracelet
文例 · 用例
しかし四家フユ子は英介氏の腕輪のなかに障害馬のように飛こむと、棕櫚の毛皮のような髪の毛を乱雑にカールした黄色い額の波打際を仰向けにして、ずるそうに彼にわらいかけた。
— 吉行エイスケ 『職業婦人気質』 青空文庫
まるで、腕輪か、ブローチのように、キラキラかがやいたからです。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『ナイチンゲール』 青空文庫
みよあめつちにみづがねながれしめやかに皿はすべりてみ手にやさしく腕輪はづされしが眞珠ちりこぼれともしび風にぬれてこのにほふ鋪石はしろがねのうれひにめざめむ。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
神はその川の岸へつえをお投げすてになり、それからお帯やお下ばかまや、お上衣や、お冠や、右左のお腕にはまった腕輪などを、すっかりお取りはずしになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
飾窓の明るさに眼をしばだたいてよく見ると、それは頸飾や腕輪や、そういう真珠の製品ばかりを売る店である。
— 中島敦 『狼疾記』 青空文庫
それはまるで腕輪か、胸にとめるピンのように、ぴかぴかひかっていました。
— NATTERGALEN 『小夜啼鳥』 青空文庫
そして第三が、マサチューセッツ工科大学メディア・ラボ所長となったニコラス・ネグロポンテが考えたという、腕輪型のコンピューターだった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
私は山木へ嫁いだばかりで、お金などそんなに自由になるわけは無し、また、嫁ぎ先のお金を、里の弟へこっそり融通してやるなど、たいへん工合いの悪い事のようにも思われたので、里から私に附き添って来たばあやのお関さんと相談して、私の腕輪や、頸飾りや、ドレスを売った。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
作例 · 標準
例句