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山陽道

さんようどう
名詞
1
標準
San'yōdō (province roughly corresponding to the modern San'yō region)
文例 · 用例
彼の村は、山陽道と山陰道を分ける中国の脊梁山脈の北側に、熊笹を背に、岩に腰をおろしてもたれかかっているような、人煙まれな険阻な寒村であった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
山陽道にもおよばないかも知れない。
島崎藤村 山陰土産 青空文庫
分け入つても分け入つても青い山しとどに濡れてこれは道しるべの石炎天をいただいて乞ひ歩く放哉居士の作に和して鴉啼いてわたしも一人生を明らめ死を明らむるは仏家一大事の因縁なり(修証義)生死の中の雪ふりしきる木の葉散る歩きつめる昭和二年三年、或は山陽道、或は山陰道、或は四国九州をあてもなくさまよふ。
種田山頭火 草木塔 青空文庫
それで、その図案を参酌して製作に掛かった楠公像の形は一体どういう形であるかといいますと、元弘三年四月、足利尊氏が赤松の兵を合せて大いに六波羅を破ったので、後醍醐天皇は隠岐国から山陽道に出でたまい、かくて兵庫へ還御ならせられました。
楠公銅像の事 幕末維新懐古談 青空文庫
「已発浪華将就山陽道到十青似海。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
山陽道中第一の勝景と覚ゆ。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
さて一日としては、いづこの海邊よりも、大和の京へはいたりがたく、又一月ならんには、山陽道のなからのほどより、陸路をのぼりしとせんか。
白鳥庫吉 倭女王卑彌呼考 青空文庫
京都、大坂、兵庫と過ぎ、山陽道へはいっても駕籠と馬とは止まろうともしない。
国枝史郎 大鵬のゆくえ 青空文庫
作例 · 標準
大化の改新以降、山陽道は主要な官道として整備された。
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