幻辞.com

退所

たいしょ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
leaving (a facility, clinic, office, research institute, etc.)
文例 · 用例
……すでに、二日の日の午後、火と煙を三方に見ながら、秋の暑さは炎天より意地が惡く、加ふるに砂煙の濛々とした大地に茣蓙一枚の立退所から、軍のやうな人ごみを、拔けつ、潛りつ、四谷の通りへ食料を探しに出て、煮染屋を見つけて、崩れた瓦、壁泥の堆いのを踏んで飛込んだが、心あての昆布の佃煮は影もない。
泉鏡太郎 間引菜 青空文庫
それは博士の退所時間三十分も過ぎていた。
海野十三 国際殺人団の崩壊 青空文庫
只りよ一人平作の家族に気兼をしながら、甲斐々々しく立ち働いていたが、午頃になって細川の奥方の立退所が知れたので、すぐに見舞に往った。
森鴎外 護持院原の敵討 青空文庫
この訪ふものもない隠退所は、白髪の老哲学者をして倦怠の限りを味はせたに違ひない。
岸田國士 世界覗眼鏡 青空文庫
ディドロは、その隠退所から盛に声援したものである。
岸田國士 劇場と作者 青空文庫
氏の考えでは、これを文学者の隠退所にあてるつもりであった。
LE VIGNERON DANS SA VIGNE ぶどう畑のぶどう作り 青空文庫
」「鬼頭君の案では、先生の隠退所を作りたいつていふんです」「隠退所
岸田國士 双面神 青空文庫
親爺の金とは云へるかも知れないが、そんなら、別に他人のものでもなからう」「馬鹿なことおつしやいよ」 と、彼女はむきになり、「あれはね、いいこと、お父さんの隠退所を建てるために、みなさんがお集めになつてるお金よ。
岸田國士 双面神 青空文庫
作例 · 標準
リハビリテーション施設から退所した彼は、新しい生活をスタートさせた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
研究機関での任期を終え、彼は無事退所の手続きを済ませた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
「お父さん、そろそろ退所の日が近づいてきたね。」「ああ、施設の方々には大変お世話になったよ。」
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite