費える
ついえる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be used up (of money, savings, etc.)
文例 · 用例
今から思えば実に残念なわけですが、当時一方には自暴自棄になり、一方若いのに少しばかり自由に金が費えるようになつたものですから、私は日夜酒色に耽るようになつてしまいました。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
と言ったところで大して時間も場所も費えることではない。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
ガスの不経済ばかりでなく、湯わかしがいたむばかりでなく、手間もそれだけ費えるわけになります。
— 羽仁もと子 『女中訓』 青空文庫
歩いては不案内で時が費える。
— 柳宗悦 『思い出す職人』 青空文庫
貧と、厳しい家事の心配と、精力がいたずらに費える、ばかばかしくやりきれない仕事に圧しつけられて、希望も無く悦びの光線もない多数の人々は互いに孤立して生き、自分の同胞たちに手を差し伸べることの慰めをさえ持っていない。
— VIE DE BEETHOVEN 『ベートーヴェンの生涯』 青空文庫
知ってるか」 道誉は、手の切れそうな楮幣の一ト束を函から取って、「これは紙の札だが、かねとして費えるものだ。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫
「費えるのかしら」「お座興さ。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫
ただ一ついえることは、自分こそ、それに適当した人間だと思う人が出て行つてやるより仕方があるまいということだけである。
— 伊丹万作 『戦争責任者の問題』 青空文庫
作例 · 標準
彼の体力は、あと少しでついえるだろう。
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修繕費に予算が費えて、新しい機材を買う余裕がなくなった。
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長引く訴訟で貯えが費え、彼は家を手放さざるを得なかった。
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標準
to be wasted (of time)
作例 · 標準
無駄な会議に一日の大半が費えて、本来の仕事が何も進まなかった。
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準備に三年の歳月が費えたが、結局計画は中止になった。
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書類の確認だけで午前中の時間がすっかり費えてしまった。
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