検校
けんぎょう異読 けんこう
名詞
標準
highest-ranking blind court official
文例 · 用例
それ故に派手は品質の検校が行われる場合には、往々趣味の下劣が暴露されて下品の極印を押されることがある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
地味が品質の検校を受けてしばしば上品の列に加わるのは、さびた心の奥床しさによるのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
すぐに京都に上り、生田流、松野|検校の門に入る。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
検校の位階を固辞す。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
ここで狼藉を働かれると、国守は検校の責めを問われるのじゃ。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
皆人が知る通り、誰かが『徒然草』の好い注解本を塙検校方へ持ち行きこの文は何に拠る、この句は何より出づと、事細かに調べある様子を聞かすと、検校『徒然草』の作者自身はそれほど博く識って書いたでなかろうと笑った由。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ここにおいて諸屯邸に至り、諸強族が官兵を役使しまた逋亡を蔵せるを検校し、ことごとく事を以て言上し、罪さるる者甚だ多し、陸杭時に江陵の都督たり、ことさらに孫皓に下請し、しかる後釈くを得たりとある。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
宇都宮に知りびとがあるので、そこへ頼って行って按摩の弟子になりまして、それからまた江戸へ出て、ある検校の弟子になりました。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
作例 · 標準
平安時代の宮廷には、検校という役職があった。
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失明した貴族が、検校として仕えることもあった。
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「検校様、本日はどのようなご用件で?」
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標準
temple administrator
作例 · 標準
その古刹の検校は、長年寺院の維持管理に尽力した。
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彼は、寺の財務を管理する検校の職務を全うした。
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「検校様のご指示に従い、写経の準備を進めます。」
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標準
administrator of a manor
作例 · 標準
中世には、荘園の管理を任された検校がいた。
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検校は、荘園からの徴税や労働力の管理を行った。
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「検校様、本年の年貢は予定通り納められました。」
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標準
inspection
作例 · 標準
品質管理のため、定期的な検校が実施される。
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製品の出荷前に、最終検校が行われる。
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「この部品、検校の結果はどうでしたか?」
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ウィキペディア
検校 は、平安時代・鎌倉時代に置かれた荘官、社寺や荘園の監督役職名である。室町時代以降、盲官(盲人の役職)の最高位の名称と定着した。建業とも書いた。
出典: 検校 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0