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腹面

ふくめん
名詞名詞-の形容詞
1
標準
ventral surface
文例 · 用例
一方の腹面には凹処があって、そこに水が溜る。
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
未開人民に普通なるは、握り拳を作り、人差し指第二關節の角の側面と拇指の腹面との間に矢の一端と弓弦とを挾む方法なり。
坪井正五郎 コロボックル風俗考 青空文庫
そこで身体を腹面の方に曲げると、一瞬間承口の辺で支えられる隆起は激烈な弾き方を以てピンと承口の中へはまり込み、その結果虫が数インチ空中へ飛び上る。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
見えない兇賊兩手に兇器ふくめんの兇賊往來にのさばりかへつて木の葉のやうにふるへてゐる奴。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
この文珠屋佐吉が、微苦笑とともに高札から眼を離して、むこうの人ごみで立ち話をしている白ふくめんと千浪の様子を、しばしじっと見据えていたが。
林不忘 煩悩秘文書 青空文庫
やせぎすの小男……黒のふくめんをしているので、その面立ちは見きわめるよしもないが、切れ長のうつくしい目がやきつくように栄三郎のおもてに射られて、それが、単に気のせいか、なみだにうるんでいるごとく栄三郎には思われるのだ。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
まっ黒なシャツとズボンをつけ、頭は、黒ふくめんでつつんで、目と口のところだけ、あながあいています。
江戸川乱歩 ふしぎな人 青空文庫
明智たんていのぶかがふたり、書生がふたり、自動車のうんてん手、それに、黒ふくめんのままのポケット小ぞうもくわわって、六人が二組に分かれて、ろうかからろうかへ、へやからへやへと、さがし回るのでした。
江戸川乱歩 ふしぎな人 青空文庫
作例 · 標準
昆虫の腹面には、多くの細かい毛が生えている。
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魚の腹面は、保護色として白っぽいことが多い。
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腹面から背面にかけ、体の色が変化する生物もいる。
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