下面
かめん
名詞
標準
underside
文例 · 用例
馬は、滑らないように下面に釘が突出している氷上蹄鉄で、凍った雪を蹴って進んだ。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
それは口を大きくあいて舌を上あごにくっつけておいて舌の下面の両側から唾液を小さな二条の噴水のごとく噴出するという芸当であった。
— 寺田寅彦 『相撲』 青空文庫
しかし、我々のすぐ周囲のあらゆる地上の物象だけでなく、騒ぎたっている雲の巨大な塊の下面までが、屋敷のまわりに垂れこめてそれを包んでいる、ほのかに明るい、はっきりと見えるガスの蒸発気の奇怪な光のなかに輝いているのであった。
— THE FALL OF HOUSE OF USHER 『アッシャー家の崩壊』 青空文庫
言い換えれば、速くてマルチタスク可能でネットワークを担えるマッキントッシュ(以下面倒臭いからこれをHMNM= Hayai Multitask Network Mac と呼ぶ)のプラットフォームを作るということだ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
婿を買ふ者あり娘を売る者あり上下面白き成行に候 ○裾曳摺りて奥様といへど、女は竟に女|也当世の臍繰要訣に曰く出るに酒入つても酒、つく/\良人が酒浸して愛想の尽きる事もございますれど、其代りの一|徳には月々の遣払ひに、少々のおまじないが御座いましても、酔つて居れば気の附く事ではございませぬ。
— 斎藤緑雨 『もゝはがき』 青空文庫
ヒノキは山中に生ずる常緑の喬木で、多く枝を分ち葉は小形で小枝の両側に連着し、緑色で下面に微しく白色を有する事がある。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
それゆえその左右より巻きたる巻き葉に在ては葉脈は左右必ず同数で、その脈に両側とも相対して居り、すなわちその左右には各十条|許の葉脈があって下面に隆起して居りますが、ミズバならびにゼニバには左右各六、七条の葉脈があります。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
さらに後部のやや下面にあたるところを見ると、ここには他と異なって、細かい横皺の重なっている部分があるが、これだけを小脳と名づけ、先の部分を大脳と名づけて区別する。
— 丘浅次郎 『脳髄の進化』 青空文庫
作例 · 標準
テーブルの下面に、子供が落書きをした跡があった。
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船の下面にフジツボがたくさん付着していた。
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「この箱、下面に隠しポケットがあるぞ!」
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