年頭
ねんとう異読 としがしら
名詞頻度ランク #30500 · 青空 107 例
標準
beginning of the year
文例 · 用例
夕飯の時に母から「お前はもう大きくなったからお松は今年きりで今日家へ帰ったのだよ、正月には年頭に早く来るからね」と云われて自分は平気な風に汁掛飯を音立てて掻込んでいたそうである。
— 伊藤左千夫 『守の家』 青空文庫
正月の十六日に朝早くお松が年頭に来た時に、自分の喜んだ様子ったら無かったそうである。
— 伊藤左千夫 『守の家』 青空文庫
年頭の儀式は廃しても春はどこやら春らしくて、突きつまったような心にもいくらかのゆとりができた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
たゞ年頭に際して、自分は此一体二様の見解を抱いて、わが全生活を、大正五年の潮流に任せる覚悟をした迄である。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
大抵の人は歳末には感慨嗟歎し、年頭には奮起祝福するのが常で有る。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
是の如き感情の發動が正當で有るとすれば、吾人は其の歳末の嗟歎をば本年度に於ては除き去り、そして其の年頭の希望をば本年度に於ては實現したいと考ふることが、第二に起つて來るところの意思であつて、其の意思は本より正當にして、且美なる意思なのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
すると、努力すべきは、たゞ來るべき歳末又は年頭に於ては、今迄とは些し違つた役廻りを受取つて、少しは氣※を吐き、溜飮を下げるやうなことを演ぜんとして、其の注文の通り貫けるやうにとすべき一事である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
誰も皆『新しい自己』を造りたい爲に腐心して居るので有るが、其の新しい自己が造れぬので、歳末年頭の嗟歎や祝福を繰返すのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
作例 · 標準
年頭にあたり、今年の抱負を語り合った。
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年頭に、家族全員で地元の神社に初詣に行った。
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年頭の訓示で、社長は社員にさらなる飛躍を期待すると述べた。
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標準
the oldest person
作例 · 標準
親族の集まりでは、いつも年頭の意見が尊重される。
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あの村では、一番の年頭が村の行事を決める慣習がある。
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年頭である祖父は、いつも私たちに昔話を聞かせてくれる。
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