切言
せつげん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
earnest persuasion
文例 · 用例
ただ問題は棋界に功勞があり、而も棋力|衰へた老棋士の老後の生|活に對して同時に何等かの考慮が拂はるべきである事を僕は切言したい。
— ―將棋いろいろ― 『下手の横好き』 青空文庫
午前中に底荷にするのに積みこんだ代物は一切言わねえことにしても、また夜になって方々の港で船積みしたいろんなビールや酒のことも申し上げねえことにしても、わっしは今『|陽気な船乗り』の酒場で立派にお金を払って積みこんだ『ハミング・スタフ』を満載してるんでさ。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
今にして思うと、三十年前に人種競争の止むを得ざる結果から欧亜の大衝突の当然来るべきを切言した二葉亭の巨眼は推服すべきものであった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
著者等は諸子に切言す、相對照して其意義を明かにしたる後更に原文のみを數回音讀して其印象を得られんことを、且つ譯文によりて和文英譯を試みられなば頗る有益の練習となり、著者等が此微々たる盡力を最大に利益に應用するものと云ふべし。
— KING ARTHUR'S ROUND TABLE 『アーサー王物語』 青空文庫
さきに国民旨義を排斥して冷淡なる感情または狭隘なる思想とまでに公言したるフィフテ氏といえども、この実勢を見てかの有名なる演説、「ドイツ国民に告ぐ」と題する有名の演説をなし、切に国民的感情を喚起して、この感想あるにあらざれば、自国の安寧を保つあたわずとまでに切言したり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
切言すれば宇宙の言うべからざる一種異様なる力と交わり、時の要求と共に推移り活社会に活動するの人格を養を教育の最大目的とせねばならぬ。
— 新渡戸稲造 『教育の最大目的』 青空文庫
お前も亦余所に出て死ぬかも知れぬが、死生の事は一切言うことなし。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
既に六十年以前に、ロンドンタイムスの支那通信員クックが切言した如く、種々の原因があつて、支那人の氣質を正しく理會することは、容易の業でない。
— 桑原隲蔵 『支那人の妥協性と猜疑心』 青空文庫
作例 · 標準
彼は友人の不祥事を防ぐため、涙ながらに再三切言した。
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医師は患者に対し、一刻も早い入院を強く切言した。
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親の切言にも耳を貸さず、彼は危険な旅へと出かけてしまった。
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標準
saying harshly
作例 · 標準
彼は部下の怠慢を許せず、「やる気がないなら辞めろ」と切言した。
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審判の不当な判定に対し、監督が激しい口調で切言する場面があった。
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彼女は裏切られたショックから、かつての友人に別れの言葉を切言した。
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