漢
おとこ
名詞頻度ランク #8630 · 青空 3147 例
標準
man among men
文例 · 用例
そこにはむやみと生硬の漢語や、俗悪で不自然な言葉のアクセントや、中学生じみた幼稚な興奮や、およそさうした類の低能な感傷的表情を、むやみと鼓張した態度で一本調子に並べたてられて居た。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
彼の知ってた日本文字は、片仮名のイロハと僅少の漢字にすぎず、彼の語る日本語は、焼津からの手紙にある通り、不思議な文法によって独創された、子供の片言のような日本語である。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
もつと甚だしくは、談話の後で舌を出す皮肉な惡漢――意地の惡い諷刺家――とさへ想像した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
と、その時、私はさも悪漢らしい微笑をつくつてみせたことを思ひ出す。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
彼は単なる冷酷漢で、それゆゑ却て平和の中ではやさしい人とみえる、或時は自分をディアボリストかなと思つたりして満足してみる、かのお仁好しと天才との中間にある、得態の知れない輩なのである。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
二三度、漢文や英語の、受験参考書を携へて出たこともあつたが、重荷となつたばかりであつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
そして、「門外漢の頭ではありますがァ」と云つて置いては、自分の選挙に対する意見を吐いた、彼は満足であつた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
おまへくらゐのものにまだ相対界を尽滅させられて堪るものかいと空で無頼漢が私にいふ。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
作例 · 標準
例句