赤茄子
あかなす
名詞
標準
Chinese scarlet eggplant (Solanum integrifolium)
文例 · 用例
(明治四十年十一月十六日『東京朝日新聞』) 三十九 赤茄子の伝来 洋食に用いるトマトの来歴を調べた人の説によると、この植物は十六世紀の中頃に南米ペルーからスペインあるいはポルトガルに渡りそれから欧洲に拡がったものである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
例えばを説明するよりも赤茄子のようだと話す方が早解りがするようなものであります。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
もちろんこの代理になる赤茄子の考が先方の頭のなかになくては駄目で、考がある以上は、その考え次第では、第二段に述べる conceptual な叙述を予想した事になりますが、これはその場合に至ってなるべく不都合のないように説明してみましょう。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
そうすると、帰着するところは、perceptual な叙述のもっとも簡便な形式は洋卓は唐机のごとしとか、※は赤茄子のごとしとか、驢は騾のごとしとか、すべて眼に見、耳に聞き、手に触れ、口に味わい、鼻に嗅いで得たる形相をもって叙述する事になります。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
これだけならば※を赤茄子で説明したり、洋卓を唐机で説明するのと別段の相違もないようです。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
を赤茄子で説明すると、その説明がうまくできたかできないか、よくと赤茄子が実によく似ている似ないで、はあなるほどと思う程度が大分違います。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
※と赤茄子の例はもっとも簡単なものでありますが、もう少し複雑になると、このはあなるほどだけで一篇の小説ができます。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
玉菜、赤茄子、葱、玉葱、大根、蕪、人参、牛蒡、南瓜、冬瓜、胡瓜、馬鈴薯、蓮根、慈姑、生姜、三つ葉――あらゆる野菜に蔽われている。
— 芥川龍之介 『不思議な島』 青空文庫
作例 · 標準
朝市で赤茄子を買ってきました。
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色鮮やかな赤茄子が並んでいます。
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赤茄子は独特の風味があります。
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標準
tomato (Solanum lycopersicum)
作例 · 標準
畑で赤茄子が収穫できた。
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トマトではなく赤茄子と呼ぶ地域もある。
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赤茄子のジャムを作った。
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