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朱肉

しゅにく
名詞
1
標準
thick red ink (used for signature seals)
文例 · 用例
でもござりませんければ、朱肉を真四角、べたりでもござりません。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
いずれも打出しもので、中はつぎのないくりぬきを、表の金質に好配して、黄金また銀の薄金を覆輪に取って、しっくりと張るのだが、朱肉入、驕った印章入、宝玉の手奩にも、また巻煙草入にも、使う人の勝手で異議はない。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
赤い丸い月が出て居る有様を朱肉で丸印が捺してあるものとして、一行の雁字と共に一幅を成して居るかのやうにしやれて見たのであらう。
正岡子規 病牀六尺 青空文庫
杭州にて 杭州では西冷印社という印肉屋に朱肉を見に行ったりした。
上村松園 中支遊記 青空文庫
少し茶色がかった朱肉などもあった。
上村松園 中支遊記 青空文庫
「黒い、大きな判こが、朱肉になってくると、商業の具合がちがってくるな。
長谷川時雨 議事堂炎上 青空文庫
それが朱肉の、奇麗な印判になると、自然古い商業の、法則と反したものが流れてきて、古い取引が倒れたり、新らしいやりかたが破産したりしたものと見える。
長谷川時雨 議事堂炎上 青空文庫
「おいきた」 一人が、受取ると、益満が、矢立を開いて、朱肉を印へついて、手紙を、裏返すと「うむ」 と、云った。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
作例 · 標準
重要な書類に実印を押すため、乾きにくい安物のスタンプ台ではなく、上質な朱肉を丁寧に用意した。
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「この朱肉、長年使っているけど色が鮮やかで、印影がクッキリ残るからお気に入りなんだ」
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契約書のハンコがかすれてしまったので、朱肉を付け直してもう一度押し直すことにした。
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ウィキペディア

朱肉(しゅにく)とは、印鑑を用いる際に使われる赤い(朱色の)印肉(いんにく)のことである。印泥(いんでい)とは、中国での呼び名。朱肉を入れる容器のことを肉池(にくち)または印池(いんち)という。

出典: 朱肉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0