宗教音楽
しゅうきょうおんがく
名詞
標準
religious music
文例 · 用例
文芸復興前五十年に於ける宗教音楽とその当時の音楽会をきくと、いかに彼の時代の人心に影響を及ぼしたかと云うことが分る。
— 一九一七年(大正六年) 『日記』 青空文庫
やがてこの宗教音楽がみずから封建領主によって宗教的要素がなくなり、むしろ宴会や、大きな集まりをもった時の余興としての音楽が始まり、いわゆる宮廷音楽という形で新たな面をもつのである。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
おそらく古今の宗教音楽中、芸術的な点において、高遠荘重なる点において、ベートーヴェンの「荘厳弥撤」を除いては、バッハのロ短調の大弥撤と日を同じうして語るに足るものもあるまいと思う。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
祖父の代から車造りで、父のマシアスも母のマリアも、勤勉で清潔好きで、熱心な信仰の持主で、後のハイドンのよき性格と習慣とを作ったばかりでなく、宗教音楽史上の一大巨峰とも言うべき、聖譚曲「創造」を作ったハイドンの信仰は、この敬虔な両親の賜物であったと言われている。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
モーツァルトの宗教音楽で、最も重要な作品「鎮魂曲」の全曲レコードが日本で手に入れる見込のないのは惜しいことである。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
宗教音楽、歌曲「荘厳弥撒」は、「第九シンフォニー」「後期の四重奏曲」と共に、ベートーヴェン晩年の貴重な作品で、おそらく人間の創り出せる古今の芸術作品中の最高位に置かるべきものである。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
宗教音楽としては、多分に人間臭い特色を持ったものだが、悩み深い美しいものである。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
「救世主」ほどの輝やきと情熱はないが、豪華でロマンティックで、メンデルスゾーンの一代の心血を注いだだけに、宗教音楽中の一大巨峰というにふさわしい。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
作例 · 標準
教会の礼拝では、厳かな宗教音楽が奏でられる。
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彼は幼少期から合唱団で宗教音楽を歌い、その美しさに魅了された。
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バッハの作品には、数多くの傑出した宗教音楽が含まれている。
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ウィキペディア
宗教音楽(しゅうきょうおんがく)とは、宗教的な行事・儀式の一部あるいは背景として演奏される音楽のこと。つまり、礼拝(典礼・奉神礼)のための賛美歌や聖歌、祭礼などに用いられる音楽など、宗教的な実用音楽である。 宗教的なことを題材とし礼拝とは別に半ば独立して演奏される音楽。例えば、オラトリオや受難曲などのキリスト教的題材を元にした楽劇など。宗教的な芸術音楽である。
出典: 宗教音楽 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0