オルガン
オルガン
名詞頻度ランク #11320 · 青空 577 例
標準
organ (musical instrument)
文例 · 用例
例へば夏休みも近づかうといふ暑い日に、唱歌教室で先生が、オルガン弾いてアーエーイーすると俺としたことが、笑ひ出さずにやゐられなかつた。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
昼間は毎日暑く、今産院にゐる娘は「ブーラ、ブーラ、ブーラブラ」といふ象といふ題の児童唱歌をオルガンで歌ひ、姉娘は夜になるとパウリスタに連れてつてアイスクリームを食べさせてくれた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
都会の夏の夜月は空にメダルのやうに、街角に建物はオルガンのやうに、遊び疲れた男どち唱ひながらに帰つてゆく。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
「猫のオルガン六つですか」と何遍も駄目をおしている。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
「猫のオルガン」が何のことだか分からないが多分おもちゃのことらしい。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
これはちょうどオルガンとかピアノのキーのようなもので、一つの言語にはちゃんときまった数のキーがあるようなものです。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
一つのピアノとかオルガンとかに備え付けられているキーは限られている。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
その他には客間にあったオルガンを書斎に移したくらいで、外には別に造作を加えるようなことはしなかった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫