関守
せきもり
名詞
標準
barrier keeper
文例 · 用例
一八の屋根に鶏鳴きて雨を帯びたる風山田に青く、車中には御殿場より乗りし爺が提げたる鈴虫なくなど、海抜幾百尺の静かさ淋しささま/″\に嬉しく、哀れを止むる馬士歌の箱根八里も山を貫き渓をかける汽車なれば関守の前に額地にすりつくる面倒もなければ煙草一服の間に山北につく。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
航空気象観測所と無線電信局とがまだ霜枯れの山上に相対立して航空時代の関守の役をつとめている。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
ここで関守の男が来て「通行税」を一円とって還り路の切符を渡す。
— 寺田寅彦 『浅間山麓より』 青空文庫
蟹五郎 お山の池の一の関、藪沢の関守が控えた。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
蟹五郎 藪沢のお関守は既に先刻より。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
淀君が東下の途中、足柄の関で抑留した為、関守はその領地を没収された様な悲喜劇もあった。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
わくらはに行き逢ふみちを頼みしもなほかひなしや塩ならぬ海あなたの関守がどんなにうらやましかったか。
— 関屋 『源氏物語』 青空文庫
『敏行歌集』に「逢坂のゆふつけになく鳥の名は聞きとがめてぞ行き過ぎにける」、鳥も夕を告げて暮に向う頃なるに関守は聞き咎めもせず関の戸も閉ざさざれば人も行き過ぎぬとなり。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
昔の物語では、旅人は関所で関守に通行手形を提示するのが常だった。
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古い時代に関守は旅人の通行を厳しく監視していた。
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その城の門には関守が立ち、不審な者の出入りを許さなかった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
関守(せきもり) 関所の番人 関守 (政治家) - 大阪府議会議員
出典: 関守 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0