急き立てる
せきたてる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to hurry (up)
文例 · 用例
S=お絹の家 お絹は天窓の紐を引っ張る「さァ此処から」と急き立てる。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
六助が、T「二人で 逃げよう」 と急き立てる。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
いい宵だな」といって、かの女を急き立てるように、先へ潜り門を出た。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
それがまた異様な魅力となって小田島の愛感を急き立てる。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
「わたし、正月早々からあんたを急き立てるのはどうかと思って差控えてたのよ。
— 岡本かの子 『越年』 青空文庫
「いい加減に出ませんか」 母親は道子のそばへ寄って来て小声で急き立てるので、やっと身体を拭いて着物を着たが、家へ帰るとまた可笑しくなって奥座敷へ行って独りくすくす笑った。
— 岡本かの子 『快走』 青空文庫
「ああ、そんなに急き立てるには及ばない」と、外記がうしろから声をかけた時には、女房の姿はもう見えなかった。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
眇目の男は不決断の人々を急き立てるように口早にまた言った。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
作例 · 標準
課長が「早くしろ」と部下を急き立てる声がオフィスに響いた。
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開演時間が迫っていたので、添乗員はツアー客を急き立ててバスに乗せた。
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自分のペースでやりたいのに、周りが急き立てるので焦ってしまう。
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